下北沢カレーフェスティバル2022 ミスミスターカレーインタビュー!今後の活躍が見逃せない!

街中がクリスマスイルミネーションで華やかになった日々があっという間に過ぎ、門松やしめ縄などのお正月飾りが下北沢を彩り、気が付けば2023年を迎えもうすぐ1週間が経とうとしています。
今年で11年目を迎え、過去最長の32日間開催となった下北沢カレーフェスティバル2022は既に幕を閉じましたが、その裏で繰り広げられていた男女の物語、その名も「ミスミスターカレー」をご存じだろうか。エントリー数224人の中からライブ配信・SNS審査や一日店長などの予選を経て勝ち残り、見事2022年のミスミスターカレーが決定しました。

今年のミスカレーに選ばれたのは、カレーとスパイス愛がとまらないカリィミーまみさん(以下、まみさん)。ミスターカレーにはアイドルとして活動中のこばやしけいすけさん(以下、けいちゃん)が選ばれました。
そんなお2人に、食べログ百名店2022にも選ばれ、ミスミスターカレーの名にふさわしい人気カレー店Curry Spice Gelateria KALPASIにてカレーとジェラートを堪能しながらお話を聞きました。

カレーまんとミスミスターのテンションにまだ差があるインタビュー開始直後のパシャリ

-ミスミスターカレーの受賞おめでとうございます!応募したきっかけを教えてください。

まみさん:もともとカレー好きなのはありますが、水野仁輔さんのレシピ本をきっかけに大量にスパイスを集めるようになりまして、さらに一条もんこ先生のスパイス講座を受けてからはスパイスを極めたいと強く思うようになりました。去年アドレスホッパーとして生活していた頃、シェアハウスでカレーを作っているといろんな人に声をかけてもらい、カレーを通して会話が始まることがたくさんあったんです。カレーは誰もが知っている共通語で、カレーを通して仲良くなれたり、輪が広がるのが嬉しくて。
カレーをきっかけにみんなが元気になるような何かをしたいと思っていたのですが具体的になにをしたらいいか悩んでいた頃、ちょうどインスタにミスミスターカレーの広告が出てきました。なにかのきっかけになるかと思い思わずクリックしました。

けいちゃん:僕は下北沢カレーフェスティバルでミスミスターカレーをやるらしいと聞き、迷わずエントリーしました!

-例年のミスカレーと違い、今年はライブ配信や飲食店での一日店長を実施し、他の候補者と競い合わなければいけませんでしたが、その中での印象的な出来事があれば教えてください。

まみさん:しゃべることが得意な方ではなかったので、審査にライブ配信があると聞いた時は正直かなり戸惑いました。でもいざやってみるとこれでもかってくらいしゃべれて。新たな自分の発見がありました!毎日配信していたのですが、2時間、3時間とどんどん長くなって6時間くらいは当たり前にしゃべっていました。最終日は合計14時間も配信していました笑

けいちゃん:僕も毎日配信していたのですが、毎日長時間配信していると見てくれてる方の生活スタイルがだんだんわかってくるんです。夜中に配信していたのもあって、おやすみ〜の数時間後おはよう!って起きてくる人がいたり、明日テストだよー、とか、仕事中だよ!とか、リスナーの生活も知れておもしろかったし、距離がどんどん近づくのも楽しかったです。

まみさん:つらかったのは体調悪い時の配信かな…テンション低いとリアルタイムでリスナー数に反映されるのですごく大変でした笑

け:めっちゃわかる〜〜!途中瞑想してカレーに関係ないダンスしたり歌ったり、本当に見てくれる方に支えられてここまで来ました。

けいちゃん:僕はアイドル活動をしているのですが、普段ライブでファンと会う機会はあるけど、一日店長はまた違った会い方だったので新鮮だったのと、自分のためにわざわざ足を運んでくれたのが本当にうれしかった!応援してくれるみなさんの方が「勝たせたい!」という気持ちが強く、「ハンバーガー5個食べます!」とか「全部テイクアイトします!」と目に見えて応援してくれるのが純粋にうれしかったです。あと一日店長したMary Standの激辛DEATHバーガー(カレーフェス限定メニュー)が辛かった笑

ま:私もart ReG caféでやらせてもらいましたが、想像以上に多くの方が来てくれて楽しかったです!本当に応援してくれる人に支えられました。

ここでカルパシのカレーが到着。

本日は贅沢に3種盛り合わせ(1390円)を。Dar Taruka(数種類の豆を煮込んだリッチな豆カレー)・South India Chicken Curry(青唐辛子やココナッツが特徴的なキレ、コクを感じるトロピカルなカレー)・Bengal Keema Curry(カロンジやパンチフォロンでじっくり煮込んだコクのある香り高いカレー)のカレーと季節の野菜を使った7種類のアチャール(インドのピクルスのようなもの)やサブジ(野菜をスパイスで炒めたり、蒸し煮したインドの定番料理)が添えられ見た目にも華やかなプレート。食べる前からおいしさが伝わります。

アチャールとサブジはカレーやライスに混ぜて食べればどんどん味変し、一口ごとに違った味を堪能できる楽しさも!

 

-下北沢にはよく来ますか?

け:チャリでふらっと来ます!カフェでお茶したり、古着屋で衣裳買ったり。よく行く古着屋はRICOです。RICOに行けば僕と同じ衣裳が見つかるかも笑

ま:私はまだまだシモキタ開拓中ですが、カルパシのジェラートやパンニャが好きです!やっぱり私カレーが大好きで…シモキタではないですが銀座と日本橋に店舗があるオールドデリーというカレー屋さんが今特にお気に入りです。

ここで毎年恒例、商品贈呈の時間がやってまいりました。レトルトカレーやスパイスなど、カレー商品がどっさり豪華なセットです。

-PRアンバサダーとして今後したいことがあれば教えてください。

けいちゃん:シモキタといえば音楽やファッションが有名ですが、それだけでなくSNSを通してデートに使えるお店の案内など、僕ならではの発信をしたいです!実際に僕が街案内もしますので!

それは応募者殺到しそうですね!

まみさん:カレーを食べるだけではなく、カレーって他にこんな楽しみ方があるよ、とか人と人を繋げるハブのような存在になりたいです。

カレーまん:毎年言ってルーけど、歴代集めてなにかしたい!クイズとかしたい!

 

2人にはすでに11月開催の呑み歩きイベント「ばるばる下北沢 お肉とチーズとはしご酒」でまみさん、けいちゃんプロデュースの体験談があるので、ぜひ今年2月に開催予定の呑み歩きイベントの参考にしてみてください。それそれの個性が出て読みごたえありです!

お腹がカレーのスパイスでいっぱいになったところで、カルパシもう一つの名物ジェラートをいただきます。ブルーチーズローストクミンや焦がしマスタードシードパイマックルーココナッツなど、想像できそうなものからできないものまで、8種類の中から2種類選ぶことができます(単品550円。カレーとジェラートセットもあり)。

カルパシのジェラートは食べてみないとわからない、スパイスの可能性を感じる絶品ばかり。まだ出会ったことない未開の領域まで必ず連れて行ってくれるので、食べるのをお忘れなく!

とにかくこのインタビューでは紹介しきれないくらいカレー・シモキタ・コンテストの話で盛り上がった2時間。今後2人が繰り広げるカレー活動に目が離せません!

ミスカレー Profile:

カリィミーまみ
60種類超えのスパイスを持ち運びながら生活をしていた元アドレスホッパー。カレーの学校29期生。カレーによって変えてもらった人生を、カレー・スパイス業界に費やしていきたいという思いで下北沢ミスミスターカレーグランプリ獲得。ほんの少しの知識でおいしさや感じ方が変わる食体験を通して、カレーとスパイスの面白さを広げていく活動をしている。

ミスターカレー Profile:

こばやしけいすけ(けいちゃん)

都内でライブを中心に活動中。
ミスターカレーとして下北沢とカレーを盛り上げるために日々奮闘!

  • URLをコピーしました!
目次